絶対やっておきたい!新居&入居前の掃除10選

絶対やっておきたい!新居&入居前の掃除10選

今しかできない!新居でやっておきたい掃除術

今しかできない!新居でやっておきたい掃除術

一見キレイな新居も、よく見るとほこりがたまっていたりということが多々あります。

基本的に退去後の部屋はハウスクリーニング業者を入れることがほとんどです。
ただ、前の住人の住居期間が短かったり、クリーニング代の節約のためだったりという理由でハウスクリーニング業者がはいっていない、または貸主本人が簡単に掃除を行っただけという物件もあり、必ずしもと言い切れないのが現状です。

このような理由で一度、入居前には自分で掃除を行うことをおすすめします。
また荷物が搬入される前の新居は掃除をするチャンスでもあります。
荷物が運び込まれてからでは、大型家具や電化製品まで運び込まれ掃除ができない死角の部分ができてしまいます。

そこで何もない今だからこそできる掃除の機会を逃さないようにぜひやっていただきたい新居の掃除を今回はご紹介します。

まずは換気!新居の気になるニオイ対策

まずは換気!新居の気になるニオイ対策

長期間部屋が空き家になっていると、新居のニオイが気になる場合があります。
下水のようなニオイならば害虫が排水口から入らないようにするための「排水トラップ」の水が干上がっているからかもしれません。

水が干上がっているとそこから下水のニオイがのぼってきます。
さらに害虫もそこから入っている可能性があります。

まずは「換気」をしそのニオイを外へ逃がし、空気を入れ替えましょう。
湿気のニオイに関しても同様です。

天井と壁、照明器具の掃除

天井と壁、照明器具の掃除

忘れてしまいがちな「天井」「壁」も入居前に一度掃除するべきです。
とくに天井は後で掃除をしようとしてもほこりが家具や荷物などに落ちてしまい掃除の手間が増えてしまいます。

固く絞った雑巾または柄の長いワイパーでほこりをふき取ります。
可能であれば掃除機を使っても良いでしょう。

壁も同様に拭きます。
もしタバコのヤニが付いている場合は柑橘系の室内用洗剤を使うと効果的です。

照明器具が備え付いている場合、固く絞った雑巾や乾拭きのシートでふき取る、またはハタキで払うと良いでしょう。

浴室の汚れ予防

浴室の汚れ予防

一見キレイに見える浴室ですが、よく見ると汚れが残っているということも多々あります。
前の住人が使っていたということからも一度は自分で掃除をするべきでしょう。
水周りということもありお風呂はカビ・水垢、湯垢がなど一度ついてしまうとなかなかとれません。

そのしつこい汚れを少しでも減らすために、今のうちにできる対策兼掃除方法をご紹介します。

鏡の曇りと水垢

鏡の曇りと水垢

浴室の鏡に多い水垢は「曇り止め」や「撥水剤」を事前につけることで水垢ができにくくなります。
また日ごろから「お風呂の最後にしっかり洗い流すこと」「水滴が残らないようにタオルで拭くこと」を心がけるとより一層水垢ができにくくなります。

防カビ

防カビ

カビが発生していないうちにぜひ行いたいのが防カビです。
そんなとき、手軽にお風呂の全体を防カビする方法が「くん煙タイプ」の浴室用防カビ剤です。

キッチンの掃除&汚れ予防

キッチンの掃除&汚れ予防

シンクの水垢(とり方はこちらをご覧ください⇒「引越しの掃除術!キッチン周辺の頑固な油汚れ、換気扇・ガスコンロ」)やほこりを一通りとったら、汚れ防止シートを利用しましょう。

  • コンロ周辺
  • キッチン下の収納スペース

は油汚れや湿気、カビによる嫌なニオイが発生しやすい場所です。
事前の対策で汚れ防止シートやなど除湿・消臭シートを早めに準備し、利用しましょう。

また換気扇もハウスクリーニング業者によってはフィルターだけで中が掃除されていないということもあります。
一度確認をしましょう。

換気扇の掃除の仕方はこちらをごご覧ください。
「引越しの掃除術!キッチン周辺の頑固な油汚れ、換気扇・ガスコンロ」

トイレの掃除&汚れ予防

トイレの掃除&汚れ予防

とくに賃貸のトイレで長く使われていない場合、トイレの隅や便器にほこりが溜まっているということもあります。
流せるトイレ用シートを使って一通り拭き掃除をしましょう。
また最後は便器内にトイレ洗浄用のスプレーなどをしておくと、汚れが付きにくくなります。

害虫駆除

害虫駆除

ゴキブリなど入居前の荷物がない状態でひとまず「害虫駆除用のくん煙剤」を焚くことをおすすめします。
このとき窓は締め切りますが、押入れのふすまや戸棚、引き出しなどはすべて開けて煙が行きわたるようにしましょう。

すでにお話したとおり、長く前の入居者が入っていない場合は「排水トラップ」の水が乾き、害虫の侵入経路となっている可能性があります。
くん煙剤を焚いた後は水が利用できるまで、入居までの排水口とつながっている穴類はふさいでおきましょう。
とくに水周りの「キッチンシンク」「洗濯の排水口」「お風呂」「トイレ」などは要注意です。

その後は置き形の害虫駆除(ブラックキャップやホウ酸団子)グッズで徹底的に対策しましょう。

窓の掃除

窓の掃除

窓は内側と外側の両方でさまざまな要因で汚れが付くようになっています。
空気中にあるホコリや内覧で人が触った跡の汚れ、さらに外側の場合は雨の水滴や風による砂や土、花粉など防げないものも汚れとしてついてしまいます。

このようにしばらく無人だったとしても汚れる窓は掃除するなら入居前がチャンスなのです。
というのもカーテンがない入居前のほうが水を使った掃除がやりやすくなるからです。

この窓拭きでおすすめしたいのが「新聞紙」を使う方法です。
まずはじめに新聞紙を水に濡らし拭きます。
そのまま乾ききらないうちに、今度は乾いた新聞紙で拭きます。

すると曇りや、ゴミがのこらずキレイ拭くことができます。
さらに新聞紙にはツヤ出し効果のほかに曇り防止の効果もあります。

エアコンの掃除

エアコンの掃除

エアコンが汚れていると利用時にイヤなニオイがするだけでなくハウスダスト、ダニなどアレルギーの原因にもなるものたちも一緒に撒き散らされることになります。

せっかくの新居で、ほかの掃除をしたにもかかわらず、また汚すことにならないよう、しっかり掃除をしましょう。

ただエアコンの掃除を完全にするのなら事前に専門の業者に頼むことになります。
引越し業者にオプションで頼むか、後ほど個人で頼むかといった方法があります。

もちろん限られていますが、自分でできる範囲のお掃除を最低限やる、という方法もあります。
くわしくはこちらをご覧ください。
「引越しの掃除術!エアコンの掃除って?専門業者のクリーニングは必要?」

床の掃除

床の掃除

できるだけ最後に行いたい床掃除。
フローリングの場合、掃除機やホウキなどでほこりを取り、水道が使えるのなら固く絞った雑巾、使えないのなら床掃除用シートやウェットティッシュで拭きます。

畳の場合は水によりカビや痛みの原因となるため乾拭きをしましょう。
このとき畳の目に沿うようにホコリをとります。

部屋の隅にたまったホコリなどがとりにくい場合はいらないカード(クレジットカードのようなプラスチック製のもの)を切り、軽くこすり付けるようにすると簡単に取ることができます。

ダンボールの処分

ダンボールの処分

ダンボールはいつまでも置いておくとゴキブリや害虫の住処になってしまいます。
なるべく早めの処分をしましょう。

新居の掃除はキレイになるだけではない!

新居の掃除はキレイになるだけではない!

新居の掃除をするということは、ただキレイになるだけではありません。
たとえばその家のどこが汚れやすいのか、カビや湿気の発生しやすい場所がわかります。

またキズや不具合の確認をし、貸主への早めの報告や画像など自分で記録をとっておくことで、退去時の敷金トラブルに巻き込まれずにすみます。

新居で気持ちよく新生活を始めるのなら、ぜひ掃除を隅々までやることをおすすめします。

PAGE TOP